ウェブサイトを分析しよう
デザインの斬新なウェブサイト、そんなホームページがあったらいいな・・。その気持ちはわかります。
デザインは大事ですが、もっと大事なことがあります。それは、ウェブサイトへのアクセスの分析をすること。
GA4(Googleアナリティクス4)では、ウェブサイトや特定のページがどんな人に見られているのか、デモグラを取ることができます。
デモグラとは性別、年齢、居住地域、所得、職業、家族構成など人口統計学的な属性の総称です。
では実際に具体例を見てみましょう。
あなたのウェブサイトは誰がみている?
例えばこれ。指定した期間に、どんな年齢層と性別の方がウェブサイトを見ているのかを出すことができます。
また、その中で10秒以上閲覧して興味を持ってくれた人の数(エンゲージ)も見ることができます。平均のエンゲージ時間も見ることができます。
地域ごとのアクセス数も見れます。やはり東京は強い・・。
どのデバイスから、どうやって辿り着いたのかもわかる
PC(desktop)なのか、スマホ(mobile)なのか、タブレットなのか、そういった情報も見られます。
そして、どうやってこのウェブサイトまでたどり着いたのか。
興味のあることや知りたいことをキーワードで検索するオーガニック検索(organic search)。
例えば、大阪市で美味しいお好み焼き屋を知りたい!と思えば「大阪 お好み焼き 人気店」とか色々と検索ワード(クエリ)を工夫しますよね?それがオーガニック検索です!有機野菜とは関係ありませんw
Paid searchとは、有料広告から流入したことを意味します。インターネット広告を配信するときには、年齢層や性別、地域などを細かく設定して、いくつかの種類を作り、それぞれの広告がどれくらいのアクセスを稼いだのかを見ることもできますので、もっと細かい数値を見ます。
Referralは外部のウェブサイトのリンクから流入した数です。
Organic SocialはSNSの投稿に貼ったURLからの流入です。他にもPaid Socialと言って、SNS広告からの流入も見ることができます。
もはや見れない数値はない?
GA4の分析の数値を色々と見てきましたが、これらは基本中の基本の数値で、もっと重要で大事な数値を見ることもできます。例えば、アクセスした人が、どれくらいページをスクロールして見てくれたのか、を見ることができます。
これは別のあるウェブサイトのブログページの数値ですが、ページを訪れた941人中、そのページの7割くらいまで下にスクロールしてみてくれた人の数は289人だということがわかります。ウェブページの下の方にはフッターがあるので、まあ7〜8割読んでもらえれば、ほぼ全て読んだようなものでしょう。
逆に、20%で半数以上のユーザーが離脱しているなら、「じゃあ20%や30%のあたりで、もう少し有益な情報を出そう」、というふうに記事のリライトの対策をする上ですごく大事な指標になります。
「あれ?つまらんかった??」と落ち込まず、仮説→改善→検証→仮説→改善・・と、徐々に改善していけばいいんです!しつこさこそが大事です!「しつこく」いきましょう!一度フラれても、諦めちゃダメ!自分を磨いて再挑戦すれば、道は開けます!もし、その人がダメでも、魅力を増したあなたには、他の人が振り向いてくれるかも?!
他には、何曜日の何時に閲覧数が多い、とか、このページを訪問した後に他のページや記事を読んだのか、そのまま離脱したのか、一度離れてまた戻ってきたのか、などいろんな数値を見ることができます。
広告配信で何時に配信した方が効果的で費用の節約になるのか、リライトはどこの部分が離脱ポイントなので改善した方がいい、いろいろな仮説が建てられますよね?
何をするにも数値が命!!!
見た目だけではどうにもならない、数値を取ろう、というのが今日の記事でした。
実際、分析するのって、すごく地道で大変ではありますが、すごく楽しいですよ。
それでは次回の記事をお楽しみに!