これまで新聞、雑誌、つり革広告などを通して不特定多数へのアプローチをするのが、ターゲットに直接商品の情報を届けられるようにするのがWEBマーケティングです。
検索上位に表示されるSEO施策、GOOGLEマップ検索上位に表示されるMEO施策をはじめ、SNS、広告運用、流入キーワードなどさまざまな施策が考えられます。
ホームページをお金をかけて作っても、この運営や改善の部分がなされないままで、効果がないと感じる企業は6割以上と言われています。
WEBマーケティングの施策が打ち立てられないホームページ制作業者に制作を依頼するのでは、意味がない、あるいはチャンスを失う可能性がある、とお伝えしたいです。
知らないとまずい!?Webサイト作りの前に知るべきこと3選
一度作って完成ではない
ウェブサイトが一度完成したら、永遠に何もしなくても良いわけではありません。売れている企業のウェブサイトの裏側では、日々様々な施策がなされています。
流入キーワードの分析をして、逆に自社サービスに関係のないキーワードで検索しても表示されないようにする、ユーザーの離脱率の高いページや予約などの顧客獲得率の低いページに対して解決策を考える、などです。
見た目のいいウェブサイトがあるだけで見てもらえる、というわけではありません。
「使いこなす」ことが重要です。
事前調査が大切!競合調査と強み
ホームページを作る前の調査が一番大切だと言われます。特に競合調査は特に重要です。
3C分析というものがあり、3CとはCompany(自社)、Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)の三つのCのことですが、簡単に言えば、「他の競合他社ではなく、あなたのところでないとダメな理由」がはっきりとお客様に理解できるかどうかなのです。
これを深掘りしていくことでウェブサイトの作り方は大きく変わってきます。
例えば・・
- 「〇〇というお客様のお悩みに対して、〇〇になりたいという願いや憧れを満たすことができる。」
- 「〇〇という私たちのサービス/商品は〇〇という未来を提供できる」
- 「他者の〇〇というサービスにはない、〇〇という特徴がある」
- 「私たちは〇〇の専門家として、あなたのお役に立つことができる」
これらがはっきりしておらず、確実に約束もできないのであれば、宣伝も苦しいものになってしまいます。
目的に応じたSNSプラットフォームを選ぶ
ではSNSと連動すればいいのでは?と思われるかもしれませんが、他の記事でも書きましたが、プラットフォームによって特徴があり、かかる時間や負担の重さも違います。
コンセプトとプロフィール作り、投稿の頻度、フォロワーとの交流、ユーザーの年齢層など、やりたいことやターゲットによってプラットフォームは変わってきます。Youtubeである程度成功している企業でも、Instagramはいまいち、ということがよくあります。
また、発信の方向性を間違えてエンタメ的要素でフォロワー数を獲得したとしても、「フォロワー数=見込み客の数」とはならないために、フォロワー数が伸びても、実際の店舗への来客数や成約数が伸びないということもあり得ます。
地方の店舗ビジネスの場合だと、フォロワー数が少なくとも、すでについているお客様に役に立つ情報やお知らせを届けて定着していただく利用法もあります。そのようなLTV(顧客生涯価値、いわゆるリピート率)を上げる施策が、新規顧客獲得以上に有効と言えるでしょう。
このようにコンセプトやプロフィール作りはSNSだけでなく、ウェブサイトにおいてもとても大切です。
まとめ
ホームページやLPを作れば効果が上がるかもしれない、ではなく、それを営業マンとして活用するにはプロのアドバイスや運用代行が必要となってきます。
ホームページは作る前から勝負は決まっています。
コストは会社の大小やその会社が出してきた成果や実績に応じても変わりますし、大きい会社だからいい、個人だからダメというわけではありません。
常に変動するインターネットの世界においては、調査力が一番大切です。
新店舗を出店するつもりで入念に調査をしてくれる会社から選んでいきましょう。